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ギフトな一日:その2(長いよ) [090215]

どんどんお客さんが集まり続け
用意した椅子、階段に並べられた座布団席も無くなり
椅子追加して出しちゃいますか~というわいわいした
状態。始まりを告げるMCもなく(というか断った)
昌さんのピアニカソロで始まるけど大丈夫かしら?
みんな静かになってくれるかしら?

「ロビーじゃ一ベルありませんしね」
「そうなんですよね」

しかし、そんなことは杞憂であった。

「はじまるよ~!」とフキダシがみえるような
イントロで始まったクラリネットポルカ。
あっという間にお客さんは手拍子足拍子。

どんどん客席にもやってきてななんと
R嬢とお子(来てくれた!)は昌さんに追いかけられる画に。
R嬢、いつものことながらオイシイわ~~。

ソロで歩き回るためここでは完全生楽器。
でもじゅうぶんみんな楽しめていた。
ロビーと言いつつも響く空間でありがたい。

さすがの昌さん、ピアニカゾウさん~サブちゃんで
みんなのココロをときほぐしたところで
「楽しいバス旅行」

昌さんはな~んてことないように弾いてるけど
ピアニカの両手弾きって珍しい(大変な)ことなんだよ!

あまりにも楽しい雰囲気なので、ついつい忘れるけど。
お客さんの顔は「サーカスがやってきた」みたいな
興味シンシン&びっくり&笑顔!

すっかり昌さんワールドになったところで
佐山さん呼び込みで登場。
私はこのとき下手に回っていたので上手からやってくる
佐山さんをフォローできなかったが、S嬢がついててくれた。

ご挨拶代わり?の超スタンダード「枯葉」
これまた一気に違う世界へ。軽快なテンポだったので
速攻美しいママたち手拍子で反応。

譜面がないということは、尺も決まってないということで
まさにセッションなやりとりが繰り広げられ
かえって…楽しい☆

「雅ちゃん、こっち行きますわ~」
「えっ、またそれ?わかったわかった」
「じゃ、ここはこれやりなはれ☆」
「うわっ、こっちいきますか~~」

まるで二人の会話が聞こえてきそうな。

SN3D0221.JPG

順番に自信がないけど
「七つの子」←昌さんのカラスの鳴き声表現にみんな驚嘆!
「小象の行進」←お母さんが子供をあやしながらノリノリで聞いていた♪

佐山さんのソロはこちらからのリクエスト「IN THE VELVET」で。
曲の前にお客さんに一通りMC。NHKの夕方のニュースのテーマ曲に
なっているけど、今日の夕方テレビで聴いたとき、ボクの顔を思い出して
くれなくていいです、とお客さんを和ませていましたが…

このソロがよかったんだ…泣けた。
前後左右にいたママたちのココロをぎゅぎゅぎゅと
わしづかみにしてましたね。

なんというか、いつもがダメなわけじゃ決してないんだけど
みんなに届く最後のところまでより丁寧に
届けようの気持ちが繋がってる、というか。
画にすれば、お客さん一人一人にお花を一本ずつきっちり
渡して回ってるような、キラキラお星さまがピアノから出て
一人一人の胸にしまわれていくような。

ああなんだか少女マンガっぽい例えで申し訳ないけど
すごく「届く」演奏だったのだ。

しかし中央の演奏者に目をやると少女マンガには
出てきそうにない(超失礼!)オジサンが。
しかもKAWAIIのキーボード。

「弘法筆を選ばず」

ロビーの空間にこの文字が大きく見えましたねえ。

ママたちをメロメロにしたソロが終わり昌さんと再びDUO。
「月の沙漠」
このパターンは昌さんDUOのヒット曲パターンというか
とにかくバンドネオンを思わす昌さんの表現が凄まじい。

今回私としてはお客さんの反応以上に、会館スタッフや
KANSUさんの反応が気になりチラチラ見てたのだけど
だんだん籾山さんたちの顔もキラキラし
記録カメラも一生懸命撮ってくださってたし
KANSUさんもすっごいうれしそうに聴いてる顔が
遠くからも見て取れ「やっっっっったああああああ!」

は~~~俺たち間違ってなかったぁぁあああ~~~
柱の影でナミダナミダ。

12時40分までの公演予定で、38分に終了したのだけど
アンコールの手拍子鳴りやまず
「上を向いて歩こう」をやんややんやとまたまた手拍子で。

途中佐山さんがキーを変えてきた。
「あっ」という表情の昌さん。
その後は昌さん手で鍵盤弾かせてもらえず!
上を向いて歩こう~またまたサブちゃん(しかもフルコーラス)
アタマで弾ききる、という佐山さんのお茶目さ全開の
アンコールとなったのだった。

もうやんややんやの大喝采。
最後に昌さん来年の宣伝してくださった。
ああよかった、忘れてるかと思った~~。
下手に用意していた仮チラシをみんな
奪い合うかのように持っていってくださる。

ホントにそのイキオイでチケット買ってよ~~~~。

最後は出てきてくれたMCのお姉さんが
「チケット発売はまだ一ヶ月先」と残念そうに
言っていたのが印象的。
え、ここで「予約受付」でもとったほうがよかったかなあ?

でも今回そればかりがわれらの目的でもなかったので
考えなかったけど。

まだまだお客さんが大勢残る中
挨拶しつつ(久々の人々に大勢会えてうれしかった~~)
少しずつ昌さんの小物など撤収しつつ楽屋へ。

「スタインウェイ弾いたの、結局ウォーミングアップになってよかったですね~」
「そうね~」すっかり落ち着いて数学のドリル?の本片手の佐山さん。

昌さんはまだ会場でいろんな人と喋っているのに
ついついこのDUOだと「自分伴奏なんで」というスタンスから
離れられないのだろうか?とふと思いつつ。

でも結局長いこと待っててくれたピアニカチームや
サヤマニアーズと佐山さんはその後会えて
(昌さんが着替えに行ったときに)
うまくできてるのかもしれないねえ。

S嬢とすれ違いざまに会話。
「俺たち間違ってなかった~!て思えたよね」
「今回この催しを一番必要としてたのは私たちだったかも」

確かにそうだ。私たちの不安を打ち消し
2月まで頑張るぞおお~~って気になったもんね。

やはりお客様等等の対応で予定より時間が若干押したが
出演者・前川さん・KANSUさん・OL3名の計7名で
会館より歩いてすぐの「雅DINING」へ。

A嬢が席のみ予約しておいてくれて、みんなそれぞれに
ランチ注文。
たしか14時くらいだったけど、この辺りは「プチセレブの
奥様たち」のランチ場所が多く存在するためまだまだ賑やか。

スタッフの顔合わせという意味もありちょいと緊張だったけど
KANSUさんが予想以上にフレンドリーだったため
楽しい食事の場に。

私とKANSUさんと前川さんは同じランチを注文したら
それにはドリンクとデザートがついてて
「ついてない人、飲みもの何か注文したら?」
昌さんはじめはコーヒーと言われたのだが、お店の人に
「あっ!ハーブティーはありますか?」残念ながらそのお店には
なく、「えっ、ハーブティーお好きとは…」新情報ゲット☆

よくよくお伺いしたらラベンダーのを以前飲んで気に入られたとか。
「これは2月のケータリングに用意しないと!」とKANSUさん。
更に取材を続けたらチョコレートや果物があるとうれしいそうな。
こりゃ旦那呼んで「フル盛り」でも作ってもらうかあ☆

KANSUさんも昌さんのピアニカについて取材されてたし
いろんなことに挑戦してみたいという意思も確認できたし
ひとまずホッ。

会館に戻り、森のホール下見&打ち合わせに。
ホールに人入るということで舞台の方も詰めてていただいたのだけど
ピアニカのPAが今回用意できないということで
あっさりと生の音を聴いて推測するという時間となった。

佐山さんと昌さんが好きに演奏してる間
客席数の設定くらいは決定したけど後は
当日やってみましょう~ということに。

昌さんの生ソロはアリだね、と佐山さん。

客席にはU字型の通路があり
「ここをぜひ歩きたい!」「歩きましょう!!」
と盛り上がる昌さんとKANSUさん。
S嬢は難色を示していたが、でも確かに
歩きたくなる通路ではある…。

「まあ、プログラム次第だよねえ」

佐山さん、気の済むまでピアノ弾いたら
客席で再び眠ってしまったので

「じゃあ、我々は別室で…」打ち合わせということに。
「起きて誰も居なかったらちょっとびっくりするかしら?」
「寝る子は育つ」
「長久手の会館で寝てる時間の方が長いよね、佐山さん」
わらわらとスタッフ控え室に。

広い客席にポツンと一人。
いい夢見ろよ~。
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