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一日目。 [NYMS]

旦那に堀田まで送ってもらって名鉄で空港まで。
はあ、トランク重い。帰りが今から思いやられる。
初めてのセントレア♪チェックインにNWのカウンターへ行くとき
手前で人員整理の男性に声かけられる。

「どちらまでご旅行ですか?」
「NYです。」
「おお、NYに行きたいか~?ですね!」
「うぉ~っ!そうです。」
「はっはっはっ、ありがとうございます、乗ってくださって。」

よっぽど私の顔・嬉しそうだったのかなあ。
なんだか旅の初めから楽しい気分♪
荷物預けて薬局で足りない小間物買ったりしてるうちに
大変な忘れ物に気付く。「ああ~!英会話の本置いてきた!」
昨日の昨日まで電車で読んでたからなあ~。ああ、どうしよう。
何も無しで行くのは怖いわ。本屋に寄り、一冊購入。
ま、見れるかどうか分からぬがお守り代わりということで。

免税店で旦那に頼まれたタバコ買い、自分の化粧品とか買おうかな~
とうろうろしてたら「づきさ~ん」と声が。
なんとA島さんが働いていた!びつくり。
あまりお客さんもいない時間帯だったためけっこうゆっくりおしゃべり。
最近セントレアに転職したとか。
オウチから近くなってそれはそれはいい勤め先だなあ。

よくマサちゃんズも聴いてくれてる人なので
今から行ってくると話したら「ええっ!」とのけぞりながらも
「楽しんできてね~」やあ、なんだか楽しいぞセントレア。

「お客様の声」が、かわいい。

さてさて、何もかも初づくしの旅。
12時間の飛行機、緊張してたのか、行きはと~っても長く感じられた。
NWのエコノミーには個人個人のモニターとかなく
映画も2本ほどやってたみたいだけどタイミング悪く
うつらうつらして眠りから覚めると「あっ何かやってる…」結局見なかった。
持ってったブロードウェイの本を読み、機内ラジオ聴いたりMD聴いたりして過す。
(初日行動したかったからできるだけ寝ようと努力もした。)

夕食食べて機内暗くなってしばらくして朝食でてきたな~と思ったら
「あと50分でJFKに到着です」うわ~い!窓開ける。アメリカ上陸だあ!
どんどん近づく風景を眺める。なんだかキレイ~。
おお、どこの家にもプールがある、きっと高級住宅街ね!
道がまっすぐ!きゃ~~アメリカなのね~!

入国審査。指紋とられ荷物受け取りお迎えの人がいるはずのゲートへ。
ゲートはハの字になっててどちらにいらっしゃるのかな~、と探す。…らしき人、居ず。
思わず旅程表出して点検。あれ~、いろんな人が紙やら板やら持ってるけど
私の旅行社の人居ない…ええ~っ!どういうことだ~!あっちへうろうろ、
こっちへうろうろ。ほんとにどーしよーと思っていたら
「ささぬまさ~ん」あっ!よかった(泣)

今日は私以外に何組か空港→ミッドタウンの人がいて
続々その人たちをピックアップしていたそうな。
で、のろのろしていた私が一番最後だったようだ。

「ってことはわたし待ちでした??」
「まあ、そうなんですけど気にしないで下さい」
そうよね~、私だってさっきまで待たされてたんだから。
しかし皆様をお待たせしてしまったので両替もせず(!)車に乗り込む。

すんごいいい天気!暑い!
「数日前からなんだか夏が来ちゃいましてね~」
ラジオからは絶妙のタイミングでビリー・ジョエル!
うわ、私のツボ押さえまくり~!

車はちょっとした夕方の渋滞に巻き込まれながら行く。
滞在の諸注意を聞きつつ車内はそれでもわくわくムード。
イーストリバーの手前ごろから巨大なビル群が見えてきた。
助手席に乗せてもらった私「わ~!」
「初めて見ると、やっぱ感動しますよね」でかい~!

アッパーイーストからセントラルパークの横を通り
夕方5時半過ぎ、ホテル着。チェックインを手伝ってくれる
女性に引き継がれ私だけロビーへ。やっとここで両替。ああ、ほっとした。
旅行会社の女性に勧められエンパイアビルのチケットとメトロカードの
一日券買って即座に部屋へ。21階で眺望は冴えないけど4泊するには
そこそこのお部屋。ワタシ的には精一杯出せるところ。
独りだからね~でも、二人だと狭いかなあ…

ダッシュで着替え、タイムズスクエアへ。
できたら「MOVIN'OUT」観たい!あるかなあ~ソワレのチケット。
地図で行き方一度復習していざいざTKTSへ。
暑いからだろうかいろんな匂いがしていて
歌舞伎町というか、道頓堀というか、やはり町だね~。
名古屋には無い匂いがする。「臭い。」
お姉ちゃんたち服露出しすぎだし&その腹でそういう
服着ちゃいかんだろう。ココロの中では
ダメだしブザー鳴りっぱなし。自分のことは棚に上げまくり。

さてさてTKTSに着き電光掲示板に「MOVIN’OUT」
あるかどうか見る。あったあ!列の最後を探し並んだが
この時間だとピーク後なのかあっという間(3分も並ばなかった)
にチケットブースまでたどりつく。

T/Cは使えるの?使えないよなどなどやりとりして
$50+手数料$3にてチケットGET!わ~い♪日本で手配するより断然安くて簡単♪
支払いを済ませTKTSのブースから出た瞬間に
小銭をめぐんでくれと背の高い老人が手を出して詰め寄ってきたが
「???」という表情とともにさっさと立ち去る。
このへん英語ホントに理解できてないから便利。

開演までちょうど一時間。終わると10時だから
何か食べとかなきゃな~。何にしよう。
一時間といっても余裕持って劇場行きたいし、あんま時間ないぞ。
すでにネットで随分研究した42NDSTREETへ。
くるくるした結果「ど派手マック」にてクリスピーチキンサンドと
ジュースを注文することにする。しかし、注文したらセットになっていた。
まあ、いいかあ~。お姉ちゃん私の「単品で」が理解できなかったんだな~。

飲んでも飲んでもなくならないジュース(やたらとでかい)
をそれでも飲み終えリチャードロジャース劇場へ。
まだこんなに明るい。8時前なのに。

うふふ。まず名前がいいよね。
中に入ったら思っていたよりもロビーなどこじんまりとしていた。
歴史ある感じ。エントランスで「階段上がってね」と言われ
階段の踊り場で「あなたは右ね」と言われ客席の前でまた
チケットチェックされ「この子そっちのほうだからお願い~」
みたいなこと言われ私の席の近くにスタンバッてた女性に
「ここの列ね~」みたいなこと言われ

「完全なる人海戦術」

により席に着こうとしたら「ちょと待って!」
ええ?プレイビル(パンフレット)もらい忘れていた。
おお、いかんいかん。かなり下手の端ではあったが
全体が見渡せていいかんじ。確か明後日のシカゴは
前のほうだから今日はお客さんと劇場の雰囲気も楽しめるなあ♪
 
下手側隣に白人のおじちゃんが。ワタシよりも後に
TKTSで買ったのかな?
「えくすきゅーずみー、めいあいごーするぅ?」←現場でよく使ったコトバ。
開演前に地下のトイレへ。妙に巨大なパウダールームもあり
ああ、社交場ってカンジ。みんな街を徘徊してた輩より
「ちょっとおしゃれ」して来ていることがよく分かった。
束ねてる髪は下ろし、もしくはキレイにアップにして
ワンピースに目立つネックレスを合わせお化粧直しに余念がない。
いいねえ。手を洗うところにお金を入れるお皿のようなものがあり
&ペーパータオルを手渡してくれるおねえちゃんがいた。
お礼を言って出てきてから「あ~チップ置くとこだったのね」
時すでに遅し。気をとりなおし、おじさんににっこり笑いかけ自分の席へ。

さてさて幕が開いた瞬間にピアノを中心にバンドがドーンと正面に。
「えっ!?普通のコンサートみたいなんだけど」と思ったら
おおおお!バンドごと宙に浮いて舞台の後方&上へ。
なんという大仕掛け!しかもビリーの若い頃の声に
そっっっくりなピアノ&ヴォーカル。
パーカッションもコーラスもやってしまう芸達者なホーンセクション。

最初はバンドに目がいってしまってしょうがなかったのだが、
トワイラサープ振付のダンスがこれまたバレエ寄りで美しいっ。
全編台詞無しでウタと踊りで構成されていくのだが、社会的な
メッセージの曲も沢山残しているビリーだけにただの「青春グラフティ」に
終わらない筋立てが良かった。
戦争の悲惨さを表現している場面に日本人?東洋系の女性ダンサーが
起用されてて他のキャストには出せない雰囲気を醸しだしていた。
ちょっと嬉しい。他のシーンでも別の役で出ててよく持ち上げられてた。
明らかにアメリカンな女性達より軽いってのもあるんだろうなあ。

そして一番楽しみにしてたのはお客さんの熱さ!
やはり違う~。ノリがいい。自分にピン!ときた踊りだったりすると
話の途中でも拍手喝采、隣のおじさんも声上げていた。
エンディングはお客さん総立ち!まるでアンコールのように
バンドのみで「ニューヨークステイト・オン・マインド」演奏。
きゃ~~~っ。かっこいい~。
サイゴにずっと横姿だったピアノの君が正面向いて挨拶をした。
「あっ…」想像以上にアータ、横幅あるんですね…
そのままずっと横向いててもらいたかった…ああかなり残念。
でもここは肥満大国アメリカですものね、肥満のうちには入りませんけどね…

はあ、楽しかった~。劇場を出ると「ねーちゃん乗ってきなよ~」
自転車タクシーの兄ちゃんが勢揃いでお出迎え&客引き。
ちょっと乗ってみたい気もするけど
大勢の人にまぎれてできるだけ早々にホテルまで戻らねば。
10時過ぎ、女の子の独り歩きだもんね~。みんなどっかでごはん
食べたりするんだろうなあ~ワタシもどこかでちょっと食料を調達せねば。

ホテルに帰る途中でどこかに入るつもりでいたのだが
「どこに入ろう…ここは混んでるなあ、ここは怪しいなあ、ここは不味そう」
とパスしてるうちにホテルまで帰ってきてしまった。
あら、案外近かった♪はっ、いかんいかん。お水その他買わねば。
というわけでホテルを50メートルほど通過したデリに入る。
ごはんはいいや~とにかくお水。カゴを抱えてレジに行ったが
ワタシの前のお客さんが片言英語で注文に苦戦&大量に注文
していた($30ぶんくらい)ため待たされる。
レジそばにリンゴがあったので「おお♪」ビッグ・アップルで食べる
リンゴってうっれしいよなあ~。カゴへ。

ホテルに戻ったのが10時30分頃。明日のために早く寝ようと
するのだが興奮してて眠れず。ひたすらテレビ見るのであった。
ああ、スーパーマンの奥さんの看病インタビュー…(ZZZ)



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