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@りゅーとぴあ。 [060708]

さてさて最終決戦の場。
日曜日午後の賑わい・ホワイエでお客さんがごった返してる中
ひとり「当日券ありますか?」

ミューザとサントリーの結果自分が選んだ席は
「秋山氏と佐山氏の間の真横」のアングル。
二人のやりとりを再確認したかった。

初めて訪れたりゅーとぴあ。
大きな会場なのにそれを感じさせない
「親密な雰囲気」があった。
ミューザに近いかなあ。アシンメトリーではないけど。

舞台機構は前2日より厳しいようで
すでにPコン用のピアノがスタンバイされていた。
指揮台は若干ピアノの下に入るようなセッティング。
秋山先生の舞台が狭いということよね…。

不安の時代前の転換も「舞台関係総出で必死の作業」
ちょっとハラハラするくらい大変そうだった。
すっかり今回のステマネさんのお顔も覚えてしまった。
ごめんなさい、3日目で。

さあ、ラスト1回の「不安の時代」。

ほんとにほんとに佐山さん頑張った。
真横からみるとやはりいつものJAZZ時と肩の位置が違っていて
こちらにまで最後の演奏への緊張が伝わってきた。

いくつか傷もあったけど、やはりサイゴまで自分の音にしよう
という気迫がすごい。そして曲がやはり佐山ナンバーになっていく。。
バーンスタインも「おお、やってるやってる♪」と
観に来てくれてたのではないかしら。
最後の最後まで必死に頑張ってる姿は
東京文化会館のGBの日の感動を思いださせた。

ラストのオケによる大団円なサウンドをピアノに座り聴いている
表情が夢で見た時と同じでびっくり。
祈るような。熱にうかされてるかのような。

「ああ、終わっちゃうね…よかったね…」ついホロリ。
結局この日は佐山さんだけを観ていた。

そうそうこの日はジョン氏のアンコールが2日間続いた「献呈」ではなく
ななんとショパンの幻想即興曲。
めっちゃクールにサラリと弾いちゃうんだもんなあ、凄い。

マサちゃんズアンコールは変わらずのスペインだったのだが
テーマに入る前に佐山さんジョン氏の10倍くらい遅いテンポで幻想。
会場・オケともに猛烈に大爆笑。

いや~たいした人だ。自分が弾けないことまで
チャームポイントにしちゃうんだから。
その後のスペインも大盛り上がり。
りゅーとぴあも会場割れんばかりの拍手。

セカンドヴァイオリンのお姉さんたちめっちゃ笑って
聴いてましたね。なんだか舞台の上で
いつものマサちゃんズライブが行われてて
オケメンバーがお客さんのような親密な雰囲気。

秋山先生に導かれ一年以上にわたり必死に
バーンスタインという山を登ったわけだけど
(途中から小人2名も加わり)登った後に見えた風景は何なんだろう。

更なる頂が待ち構えてるような気もする。
ファンは残酷。そうであってほしいとも思う。

小雨降る中濡れながらそんな事考えつつ
会場を後にする。


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