ミュージカル観つつcafeとSAKEの旅。

まずは渋谷。
朝。カフェマメヒコにてモーニング。
ここに来るのもPARCO劇場が無くなっちゃうなら最後かなあ。
ポットの紅茶とチーズトーストとレモンパイ。
どうしても甘いものをいつも頼んでしまう…。美味しいし。

「恋と音楽FINAL」＠PARCO劇場。
ちょうど正午開演の公演だが、客入れ時にすでにバンド様は生演奏。（贅沢！）
なので開演15分前にはきっちり着席。
席番「G-6」なんだかゴローちゃんファンなら喜びそうな番号。
しかしその席からちょうど佐山さんとバカボンさんは見切れてしまい
たまーに手が見える程度。残念。

さておハナシは、三部作のラストにふさわしい「ゴローちゃん→ミュージカルスター」の設定。
すでにヒロインとも恋仲。今夜にでも彼女にプロポーズ
という絶好調のさなか、３０年後の世界から未来の自分が現れて
（なんとその役を小倉久寛さんがやるとゆー）
彼女へのプロポーズを阻止しようとする、バックトゥザフューチャーのような
ドラえもんのようなファンタジー。

小倉さんがやっぱすごい。ふわふわしたファンタジーに一本筋を入れてるというか
決して出過ぎたものではないのだけど全てが愛すべき存在☆
ゴローちゃんもスターの役をのびのびやってたなあ。
佐山さんの書く「聴くは心地よいが演るは大変」なメロディーをよくもまあ歌うなあ
すごいわ。と感心。

姿の見えない佐山さんも演者の思いに寄り添うピアノがいつものように素敵だった。
ご本人は「誰でも出来るって～」と言ってらっしゃったが、できませんって…。
バカボンさんや三好さんも久々～。仙波さんがいて下さるのがこれまた安心感。
ラストの方の三重唱、「こんなのが聴けるなんて…」うれしかったけど
もっともっと何度も聴きたいところ。
一回聴いただけでは全てを判別できぬ。
佐山さんの舞台音楽的にも集大成！の感。

客席では「ゴローちゃん…」観れてよかった、と涙ぐむ人多数。
私も「佐山さん、生きててよかった…」若干皆さんと視線ズレつつも涙。

♪ライフイズミュージカール♪歌いつつ雨上がりの渋谷を後にして向かったのは四谷「鈴傅」。
山間を見事ゲット。ただし一升瓶だったので送ってもらう。
花陽浴がめっちゃあり「うををを、やはり東京違うね～」
興奮するもお高い一升瓶ばかりだったので断念。
うきうき山本も魔が差してやめちゃった。（今思えば買っときゃよかった。）

一升瓶の多さにあっさり数々断念し、中目黒の「伊勢五本店」へ移動。新しそうなお店。
大将から頼まれてた焼酎「月ん中」ゲット。ここは日本酒、4号瓶多かった～♪
新政が数種類並んでて大興奮☆
亜麻猫のスパークリングを買おうか迷ったが作の限定ラベルがかっこよかったので作を。
これはお持ち帰り。

地図を見ると近かったので四半世紀ぶりにハリウッドランチマーケットにも行って
無理やり自分のお土産ゲット。アイボリーのカットソー。旦那のは見つけられず。

川沿いにまた戻りオサレなチョコレート屋さんへ。
カカオ豆と板チョコを買い、レジに行くと「チョコに合う日本酒」のカテゴリーにエクリュが！
「こここれは、何ミリリットルですか？」聞けば半合とのこと。
この店のイートインスペースで日本酒と一緒にチョコがいただけるのだ。うわああオサレ。
しかしうちのほうが、お値打ちに提供してるね！エヘン！

時間は17時45分。中目黒徘徊の目的だった「PEANUTS CAFE」の予約時間となった。
昭和なスヌーピーがたくさんお出迎え。ジェノベーゼとレモネードを。
器やらナプキンやらスヌーピーなのだ。ああそれだけでテンション上がる～。

予定の90分後より早く店を出れたので、もう一軒「出口屋」へ。
お燗のお酒に力入れてることもあり、ここでは結局バーニャカウダソースの小瓶を買っただけなのだが
魔王の定価販売を初めて見たっ。（ただし抱き合わせ販売ではあるが）

こう思うと名古屋で定価販売してるとこ少ないな～。
地元で酒を買う気が失せるぜ…

今回の旅最後の地、新宿へ。「アーサーフォーゲル」という映画鑑賞。
このところの音楽ビジネス近代史を見せていただいた感。
ほぼ全編にU2のツアー話が入ってくるのだが
「初来日は名古屋公演、瀬戸でやったのにね～」こんなにビッグになっちゃって…と
違うところに思いを馳せる時間にもなってしまった。

映画を見終えてからタワレコで旦那へのお土産購入。23時までやってくれてるのは有難い。
本当はバスに乗る前にラーメン屋さんへ…と思っていたのに
夕方パスタ食べちゃった＆深夜のサラリーマンパワーに怖気づき
マックでちょっと食べて深夜バスで帰宅の途についたのだった。

ああ次回来れるのはいつだろう、東京。